自然デザイン学

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フォレストガーデン/小さな庭の大きな恵み

森が教えてくれるデザインフォレストガーデンとは、森の仕組みを手本にした“食べられる庭”のことです。木々や草花、虫や菌までもが互いに支え合いながら生きる森のように、人と自然が共に育ち合う庭をデザインします。肥料や農薬に頼らず、自然の力そのもの...
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コンポストと分解のデザイン/生ごみを資源に変える方法

生ごみを資源に変える、循環のはじまり台所で出た生ごみを、ビニール袋に入れて捨てる。それは、あまりにも当たり前の習慣になっています。でももし、その中身が“いのちのかけら”だったとしたら?ほんの数日前まで畑で育っていた野菜たち。土に触れ、太陽を...
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土を育てる/有機肥料と無機肥料の違い

肥料とは、植物のごはんである植物は、ただ水と太陽の光だけで育っているわけではありません。土の中には、植物の命を支えるたくさんの栄養素があり、それを「肥料」と呼びます。肥料とはつまり、植物のごはんです。このごはんの中でも特に大切なのが、「窒素...
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関係性の中で生きる/菌根菌の地下ネットワーク

地下にあるもう一つの森森の地面の下には、もうひとつの森が広がっています。目には見えませんが、そこでは無数の菌根菌が木々の根と結びつき、糸のように細い菌糸を土の中いっぱいに張り巡らせています。菌根菌は、植物と共に生きる真菌(カビの仲間)で、木...
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森が自律的に育つ理由/仕組みを真似して野菜を育てる

森はなぜ、肥料をもらわなくても育つのか誰も肥料をまいていないのに、森の木々は何十年も育ち続けています。その秘密は、土の中で静かに働く小さな生きものたちにあります。落ち葉や枯れた草は分解され、黒くてやわらかい「腐植(ふしょく)」になります。そ...
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根粒菌とマメ科の共生/肥料なしで土に栄養を増やす方法

命の体には、窒素が必要植物も人も、命の材料の中には「窒素(ちっそ)」があります。葉や茎、実のもとになるたんぱく質やDNA、酵素。そのどれにも、窒素は欠かせません。だから家庭菜園では、野菜がよく育つように「チッソ・リン酸・カリ」の肥料を与えま...
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命としての植物 ― 太陽と炭素がめぐる生命の循環

植物は太陽エネルギーを“命の物質”へと変換する翻訳者です。炭素循環を通して、生命がどのように受け継がれ、燃え、再生していくのかを解説します。光・呼吸・分解──命のリズムがつながる世界を描きます。
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レイズドベッドの作り方/住宅街の小さな隙間で野菜が育てる

レイズドベッドとは、【(raized:上げられた)(ベッド:床)】という意味です。枠を作ってその中に土を入れ、野菜を栽培方法です。つまり、『地面よりも高くなっている土』という意味になります。これは、『一般住宅の庭で野菜を育てる際』にとても有...
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未熟たい肥と完熟たい肥の違いと見分け方

コンポストで生ごみを肥料に変える。ゴミの概念をなくして資源として生かし、美味しい野菜も育つ素晴らしいコンポスト。しかし、作ったたい肥が未熟な状態であるとうまく野菜は育たなかったり、いろんな問題が起きたります。我が家では、コンポストで発酵・分...
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屋外コンポストで生ごみを肥料に/開放式コンポスト

今回は、屋外でコンポストに取り組む方法をご紹介します。コンポストというのは『たい肥』という意味で、一般家庭では生ごみや枯草を栄養たっぷりの土に変えることを指します。裏庭やベランダなどを活用して、生ごみを資源に変えることが出来たら素晴らしいで...